どういうタイプが合格するのか

何度も言うけど、私はサルだった。
なかなか暗記ができないし、理解力も早いほうじゃない。
でも4年の月日を経てどうにか合格できた。

だけど、世の中にはきっと私よりはるかに頭が良いはずなのに
何年やっても受からない人がいる。

私にもはっきりした理由はわからない。
わかるのは決して私は頭がいいってわけじゃないってことだ。

けれど、一つだけ思いあたることがある。
自分で言うのもナンであるが、わたしはかなりしつこい女なのだ。

なかなか覚えられなかったら、先に進まず
何度も何度も何度も何度も、同じ事を復習した。
(だからひととおり覚えるまでに4年もかかったのかもしれないが…)

朝やったことはその日の夜にもう一回やった。
で、それでは自分が信用できないのでその翌日も同じ事をやった。
それで「あ、やっと覚えたかな?」と思っても
私は自分の記憶力に疑いを持っていたので1週間後にまた同じ事をやった。
そして、やっと次の単元に進めても、1ヵ月後くらいにはまた前と同じ事を
復習した。何度もしつこく復習していると
こんなサルでもだんだんハッキリ覚えてきたのが自覚できるようになる。
そこで解けそうな練習問題をやってみる。するとやっぱりデキる。
デキるとちょっと自信がつく。そしてまた一定のところまで進んだら
もう一度復習する。
このしつこいほどの復習がよかったんじゃないかと思う。

私は試験を受けるために最低300時間は勉強しようと最初に決めていた。
もちろん最初の年は学習内容もさることながら
その時間をクリアするだけでも四苦八苦だった。
この時間がクリアできなかったら、合格できない!!!
そう思いこんで、サル知恵を絞り、なんとか勉強時間を捻出しようと試行錯誤の毎日だった。そして合格できた最後の年には、
ようやくあたりまえのように毎日スッと勉強に入り込めるようになれた。

きっと頭のいい人は短時間でパッと暗記ができてしまうので、
私みたいに同じ事を何度も繰り返したりしないんじゃないかと思う。

頭がいいのに合格しない人は、一度サルの心境になって
自分の暗記力を疑ってみることも必要なんじゃないかと思う。
パッと理解できてすばやく覚えられる能力と、
記憶したことをいつまでも覚えていられる能力は別モノなのではないだろうか。

しつこくしつこく復習して、自分の暗記力を決して過信しない人。
そんな人が合格を勝ち取れるのかもしれない。